ダブルワークの注意点

おはようございます。
税理士の村井です。

皆様、お盆休みはいかがお過ごしでしょうか?
台風も接近し西日本に上陸の恐れがあるとのことなので、気を付けなくてはいけませんね。

さてさて最近、経営者からよく質問されることの一つとして、扶養控除等申告書があります。
正社員やアルバイトを雇用する場合は、基本的には扶養控除等申告書を書いてもらいます。しかし、書いてもらってはいけない場合があります。
それは雇用する予定の従業員が2ヶ所以上で働いていて、その会社がメインではない場合です。扶養控除等申告書は1ヶ所でしか提出することができません。

扶養控除等申告書を提出した場合と提出しなかった場合は、給与から控除される源泉所得税が異なります。
税金の仕組み上、メイン(扶養控除等申告書提出先)の会社で控除される源泉徴収税額は、源泉徴収税額表の「甲欄」で算出し、それ以外の会社は「乙欄」で算出するというルールになっています。
「乙欄」は「甲欄」に比べ、源泉所得税は高くなっています。

それぞれの会社で源泉徴収票が発行されますので、両方を合わせて確定申告を行いましょう。
しかし、二ヶ所以上からの給与がある人でも、メインの会社で年末調整をし、サブの会社の給料が年20万円を超えない場合、確定申告は必要ありません。でも、確定申告をすることで払いすぎた税金が戻ってくるかもしれませんので、ご確認くださいね。

2019年08月13日