個人事業主の経理について

こんにちは。
税理士の村井です。

個人事業主の方は、確定申告の準備でバタバタする時期ですね!
特に2018年に独立・開業をされた方にとっては初めての確定申告ですので、わからないことも多々あるかと思います。

わからないことの一つとして、事業主貸や事業主借の考え方だと言えます。
この事業主貸・事業主借は、法人の経理には出てこない個人事業主の独特の経理処理です。

個人事業主の経理で大切なのは、事業のお金とプライベートのお金の流れを明確に分けることです。
税務調査でも以下の点が論点となります。
① 事業の経費の中にプライベートの支払いが含まれていないか
② 事業の売上がプライベートの口座に入ったままで売上の計上漏れになっていないか
そこで登場するのが、事業主貸・事業主借という経理処理です。

事業主貸は、事業のお金をプライベートの自分に貸したというイメージです。貸借対照表では、資産に計上されます。
事業主貸の具体的な事例は以下の通りです。
 〇 事業用の口座から生活費を引き出した
 〇 事業用の口座からプライベートの支払いをした
 〇 事業用の口座から、個人の税金(所得税・住民税など)を支払った

事業主借は、事業のためにプライベートのお金を自分から借りたというイメージです。貸借対照表では、負債に計上されます。
事業主借の具体的な事例は以下の通りです。
 〇 プライベートのお金を事業用の通帳に入金した
 〇 プライベートのお金で事業の経費を支払った
 〇 事業用の口座に利息がついた

個人事業主は、どうしても事業用のお金とプライベートのお金が混ざりがちです。
しかし、個人事業主の経理においては、事業とプライベートをきっちりと分けるということが重要になりますので、気を付けて経理処理を進めてください。

2019年01月24日